BACKGAMMON(6) BACKGAMMON(6) 名称 backgammon - バックギャモンのゲーム 書式 backgammon [ -h n r w b pr pw pb tterm sfile ] 解説 こ のプログラムを使えば、コンピュータまたはあなたの「友人」とバックギャ モンを対戦することができます。全てのコマンドは 1 文字なので、 1 回の 指 し 手の最後を除いてはキャリッジリターンを押す必要がありません。プログラ ム自体にほとんど完全な文書が含まれているので、大概の場合クエスチョン マ ーク (?) を打てば何らかのヘルプが得られます。ルールの説明が要るか訊かれ たときに ‘y’ と答えれば、ゲームのルールや戦法のヒント、プログラムの使用 法 に関する説明のテキストと、対コンピュータ戦を実際に体験するチュートリ アルが表示されます。 プログラム backgammon への引数 (ほとんどは不要ですが中にはとても便利 な ものもあります) は以下の通りです。 -h 引数の一覧と説明文を出力し、終了する -n ルールや操作法の説明をするかどうか質問しない -r 赤としてプレイする (-n を含みます) -w 白としてプレイする (-n を含みます) -b 赤と白、二人のプレイヤーで対戦する (-n を含みます) -pr 赤の手番の前に盤面を表示する -pw 白の手番の前に盤面を表示する -pb 両プレイヤーの手番の前に盤面を表示する -tterm 端末として /etc/termcap の term エントリを用いる -sfile 以前にセーブしたゲームを file から復元する term の端末属性にカーソルを直接移動する機能 ( termcap(5) を参照のこと) が備わっていれば backgammon は各々の指し手の後に盤面を「更新」します の で 、画面が何らかの恐ろしい疾病状態に陥ったとき以外には盤面を再表示する 必要はありません。また、 ‘-p’ で始まるオプションは全て無視され ま す 。 (‘-t’ オプションは端末の型が /etc/termcap データベースに含まれるエント リに一致している場合は不要です。) クイックリファレンス プログラムがプロンプトとしてあなたが持っている色だけを表示している時 、 サ イコロを振るにはスペースまたはキャリッジリターンを押してください。ま た、その他の操作は以下の通りです。 d ダブルを持ちかける p 盤面を表示する q 終了する s ゲームの局面をセーブする プログラムが ’Move:’ というプロンプトを出している時, 以下の p 盤面を表示する q 終了する s ゲームをセーブする のどれかのキーを入力するか、あるいは s-f s にある駒を f に移動する s/r s にある駒 1 個を r の目を使って動かす のどちらかの 駒の移動をコンマか空白で区切り、改行記号で終る形で列挙して ください。可能な省略形は以下のいずれかです。 s-f1-f2 s-f1,f1-f2 の略 s/r1r2 s/r1,s/r2 の略 バ ーは ‘b’ として、ホーム (訳註: 上がりの地点) は ‘h’ として指定するか 、それぞれ 0 と 25 を使ってください。 作者 Alan Char 関連ファイル /usr/games/teachgammon - ルールとチュートリアル /etc/termcap - 端末属性 バグ プログラムの戦略をもっと有効なものにする必要があります。 4.2 Berkeley Distribution May 31, 1993 BACKGAMMON(6)
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