SETPNP(8) SETPNP(8) 名前 setpnp - Plug & Play BIOS のデバイスリソースを変更する 書式 setpnp [-b] device resource... setpnp [-b] device {on|off} 説明 こ のユーティリティは、 Plug & Play BIOS デバイスノードのシステムリソー ス情報を更新する。デバイスは 2 桁 16 進のノード番号によって指定する。 1 番 目の形式では、リソースのリストはコマンドラインから与えられる。あるい は、デバイスを単に on (ブート時の設定にリセットする) にしたり off (全て のリソースを無効にする) にすることもできる。 リ ソースの型は 4 つある。 "io", "mem", "irq", "dma" である。リソースリ ストは、リソース型とその値をスペースで区切ったペアからなる。一つのリ ソ ー ス型に複数の値を与えるときはコンマで区切る。値は単一の値のこともある し、ダッシュ ("-") で区切られた範囲のこともある。例を示す。 setpnp 0d io 0x2f8-0x2ff irq 3 setpnp 12 io 0x350-0x35f,0x2f8-0x2ff irq 3 irq 10 型の並び順は重要ではない。しかし同じ型に 2 つ以上の指定がなされたときは 、 それらの間の並び順が重要となる。 Plug & Play BIOS は不正な設定を拒否 するが、 setpnp はなぜその設定が拒否されたかを調べようとはしない。 デフォルトでは、現在の (動的な) デバイス設定情報が修正される。 -b オ プ シ ョンを用いると、デバイスのブート時 (静的) 情報を更新できる。デバイス によっては次回のブート時でないと再設定できないかもしれない。このコマ ン ド を誤って用いると、正しく動作しているシステムデバイスを無効にしてしま い、システムをブート不能にしてしまうかもしれない。 オプション -b ブートモード: デバイスのリソース情報を更新し、これが次回のブート で (現在のリソース情報の代わりに) 使われることになる。 ファイル /proc/bus/pnp/... Plug & Play BIOS デバイスサービスのカーネルインターフェース 著者 David Hinds - dahinds@users.sourceforge.net 関連項目 lspnp(8) pcmcia-cs 2000/06/12 21:24:49 SETPNP(8)
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