Linuxのlsコマンド-kオプション完全解説!初心者でも分かるファイルサイズをキロバイトで表示する方法
生徒
「先生、Linuxでファイルやディレクトリを見たいときにlsコマンドを使うって聞いたんですが、ファイルのサイズを見やすく表示する方法はありますか?」
先生
「いい質問ですね。実は、lsコマンドにはサイズの表示方法を変更できるオプションがいくつかあって、その中の一つが-kオプションなんです。」
生徒
「-kってどういう意味なんですか?」
先生
「これは、ファイルサイズをキロバイト単位で表示するためのオプションなんですよ。初心者でも理解しやすいように順番に説明していきますね。」
1. lsコマンドとは?
lsコマンドは、LinuxやUNIX系OSでディレクトリの中身を一覧表示するコマンドです。Windowsでいう「エクスプローラでフォルダを開いてファイルを見る」動作にあたります。
例えば、ホームディレクトリにあるファイルやフォルダを確認したいときに使います。
ls
Documents Downloads Pictures index.html
このように、実行するとファイルやディレクトリ名が一覧で表示されます。
2. lsコマンドでサイズを表示するには
通常のlsでは、ファイルサイズは表示されません。サイズも確認したい場合は-lオプションをつけます。これは「long format(詳細表示)」を意味し、ファイルの種類・権限・所有者・サイズ・更新日時などが一覧で表示されます。
ls -l
-rw-r--r-- 1 user user 2048 Sep 16 10:00 index.html
drwxr-xr-x 2 user user 4096 Sep 16 09:00 Documents
ただし、このとき表示されるサイズはバイト単位です。例えば「2048」とあれば、2048バイト=約2KBという意味になります。初心者にはバイト単位だと分かりにくいので、ここで役立つのが-kオプションです。
3. -kオプションとは?
lsコマンドの-kオプションを使うと、ファイルサイズをキロバイト(KB)単位で表示することができます。キロバイトとは、コンピュータでの容量を表す単位で、1KBは1024バイトです。普段パソコンで「10KBのファイル」「2MBの画像」などを見るときの「KB」と同じ意味です。
つまり、サイズをバイトではなく人間にとって理解しやすい形で表示してくれる便利なオプションです。
4. ls -lk の使い方
実際に使うときは、詳細表示の-lと組み合わせて-lkとします。
ls -lk
-rw-r--r-- 1 user user 2 Sep 16 10:00 index.html
drwxr-xr-x 2 user user 4 Sep 16 09:00 Documents
このように、バイト単位ではなくキロバイト単位に変換された数値で表示されます。例えば、2048バイトのファイルなら「2」と表示され、4096バイトのディレクトリなら「4」と表示されます。
5. duコマンドとの違い
ここで注意したいのは、ls -lkはファイルそのもののサイズを表示するのに対して、duコマンドはディスク上で実際に消費している容量を表示する点です。
例えば、空っぽのディレクトリでもls -lkでは「4KB」と表示されることがありますが、これはLinuxの仕組み上、ディレクトリ情報に必要な領域だからです。
6. 初心者が覚えると便利な場面
ls -lkは、次のような場面で役に立ちます。
- バイト単位だと大きすぎて分かりにくいファイルサイズを簡単に把握したいとき
- テキストファイルや設定ファイルなど、小さなファイルのサイズを比較したいとき
- 学習中に
lsコマンドの出力を見やすくしたいとき
初心者にとっては「ファイルサイズを人間に分かりやすい単位で確認できる」というだけでも大きな助けになります。実務や学習でも役立つので、ぜひ覚えておきましょう。