カテゴリ: Linuxコマンド集 更新日: 2025/12/07

cp -vオプションの使い方を完全解説!初心者向けファイルコピーの見える化

cp -vオプション|コピー処理の進行状況を表示する方法
cp -vオプション|コピー処理の進行状況を表示する方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Linuxでファイルをコピーするとき、ちゃんとコピーできたか分からなくて不安です…」

先生

「そんなときは cp コマンドに -v オプションをつければ、コピーの進行状況が目に見えて分かるよ。」

生徒

「コピーの進行状況が見えるって、どういうことですか?」

先生

「画面に『どのファイルがどこにコピーされたか』が表示されるんだ。初心者にぴったりの安心機能だよ!」

1. cpコマンドとは?

1. cpコマンドとは?
1. cpコマンドとは?

cpコマンドは、Linuxでファイルやディレクトリをコピーするための基本的なコマンドです。「copy(コピー)」の略で、Windowsのコピー操作にあたります。

たとえば、document.txt というファイルを backup.txt という名前で複製したいときは、次のように入力します。


cp document.txt backup.txt

この操作で、document.txt の中身がそのまま backup.txt にコピーされます。

2. -vオプションとは?(verboseモード)

2. -vオプションとは?(verboseモード)
2. -vオプションとは?(verboseモード)

-vverbose(冗長) の略で、「何をしているかを詳しく教えてくれるモード」です。

ファイルをコピーする際に、画面に「どのファイルがどこにコピーされたか」を表示してくれるので、操作ミスや不安を減らすことができます。

例えば、次のように実行します。


cp -v document.txt backup.txt
'document.txt' -> 'backup.txt'

このように、'元のファイル''コピー先' の表示が出て、正しく処理されたことがわかります。

3. ディレクトリごとコピーする場合(-rと-vの併用)

3. ディレクトリごとコピーする場合(-rと-vの併用)
3. ディレクトリごとコピーする場合(-rと-vの併用)

ディレクトリ(フォルダ)をコピーするには、-r(再帰的コピー)オプションが必要です。そして、-v と組み合わせることで、コピーの様子を1ファイルずつ確認できます


cp -rv my_folder backup_folder
'my_folder/file1.txt' -> 'backup_folder/file1.txt'
'my_folder/file2.txt' -> 'backup_folder/file2.txt'

このように、フォルダ内のすべてのファイルがコピーされていく様子が確認できます。

4. -vオプションを使うメリット

4. -vオプションを使うメリット
4. -vオプションを使うメリット
  • コピーされたファイルが目に見えるので安心
  • 間違ったコピー先を指定したときに気づきやすい
  • スクリプトや自動処理のログ確認にも役立つ

初心者がファイル操作でつまずきやすいのが「コピーしたつもりが、されてなかった」や「どこにコピーしたか分からなくなった」といったトラブルです。-vオプションを使えば、目で確認できるので、安心感が大きくなります。

5. 他のよく使うオプションと-vの組み合わせ

5. 他のよく使うオプションと-vの組み合わせ
5. 他のよく使うオプションと-vの組み合わせ

Linuxでは、複数のオプションを組み合わせて使うことができます。以下はよく使う例です。

5-1. 上書き確認ありでコピー(-i + -v)

-i上書きする前に確認を求めるオプションです。


cp -iv document.txt backup.txt
cp: overwrite 'backup.txt'? y
'document.txt' -> 'backup.txt'

うっかり上書きを防ぎたいときに便利です。

5-2. コピー先に同じファイル名があるとき自動上書き(-f + -v)

-fforce(強制)の略で、確認なしに上書きします。


cp -fv document.txt backup.txt
'document.txt' -> 'backup.txt'

スクリプトや自動処理で使うと便利ですが、初心者は注意して使いましょう。

6. Windowsとの違いがわからない方へ

6. Windowsとの違いがわからない方へ
6. Windowsとの違いがわからない方へ

Windowsでいう「コピー&ペースト」に相当するのが、Linuxではこの cp コマンドです。

ドラッグして貼り付けるのとは違い、ターミナルという画面でコマンドを打ち込む必要がありますが、-vをつければコピーの流れが全部見えるので、操作に慣れていない方でも「ちゃんとできた」が分かります。

文字だけの世界で操作するからこそ、進捗が見えるのはとても重要なのです。

7. どんなときに-vオプションが役立つ?

7. どんなときに-vオプションが役立つ?
7. どんなときに-vオプションが役立つ?
  • 初めてLinuxを触るとき
  • 大量のファイルをコピーするとき
  • 作業記録(ログ)を残したいとき
  • 「本当にコピーされたか?」を目で確かめたいとき

初心者はもちろん、慣れている人でも、-vで可視化することはミス防止と確認の基本です。

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