yumコマンドの基本を完全ガイド!CentOSやRHELでのパッケージ管理を初心者向けに解説
生徒
「Linuxでソフトをインストールしたいときって、どうすればいいんですか?」
先生
「CentOSやRHELでは、yumコマンドを使うことで簡単にソフトをインストールできますよ。」
生徒
「アプリをダウンロードする感じですか?」
先生
「そうですね。スマホのアプリストアのようなイメージで、必要なソフトを安全に取得できます。」
生徒
「それなら安心ですね。使い方を知りたいです!」
先生
「では基本から順番に見ていきましょう。」
1. yumコマンドとは?
yumコマンドは、Linuxの中でもCentOSやRHELで使われるパッケージ管理ツールです。
パッケージ管理とは、「ソフトウェアのインストールや削除、更新をまとめて管理する仕組み」のことです。
例えば、Windowsでソフトをインストールするときは、インターネットからファイルをダウンロードして実行しますが、Linuxではyumを使って一行のコマンドで簡単にインストールできます。
イメージとしては、スマートフォンのアプリストアのように「欲しいソフトを検索してボタン一つで入れる」感覚に近いです。
2. パッケージとは何か?初心者向け解説
パッケージとは、簡単に言うとソフトウェアをまとめたファイルです。
例えば、テキストエディタやWebサーバーなども、すべてパッケージとして提供されています。
さらに、yumは以下のことを自動で行います。
- 必要な関連ソフトのインストール
- 依存関係の解決
- 安全なダウンロード
依存関係とは、「このソフトを動かすには別のソフトも必要」という関係のことです。yumはこれを自動で解決してくれるので、初心者でも安心して使えます。
3. パッケージを検索する方法
まずは、インストールしたいソフトがあるか検索してみましょう。
yum search httpd
httpd.x86_64 : Apache HTTP Server
httpd-tools.x86_64 : Tools for use with the Apache HTTP Server
このコマンドでは「httpd」というキーワードを含むパッケージを探しています。
検索結果には、パッケージ名と簡単な説明が表示されます。
初心者の方は、まず検索してからインストールする流れを覚えると安全です。
4. パッケージをインストールする方法
検索して目的のソフトが見つかったら、次はインストールです。
yum install httpd
Dependencies resolved.
Installed:
httpd.x86_64
このコマンドを実行すると、ApacheというWebサーバーがインストールされます。
管理者権限が必要なため、rootユーザーで実行します。
yumは必要な関連パッケージも自動で一緒にインストールしてくれるため、初心者でも安心です。
5. インストール済みパッケージの確認
すでにインストールされているソフトを確認することもできます。
yum list installed
Installed Packages
bash.x86_64
coreutils.x86_64
httpd.x86_64
このコマンドでは、現在のシステムに入っているパッケージ一覧が表示されます。
特定のソフトだけ確認したい場合は、grepと組み合わせることもできます。
6. パッケージの削除方法
不要になったソフトは削除することもできます。
yum remove httpd
Removed:
httpd.x86_64
このコマンドで、インストールしたパッケージを削除できます。
削除時も、関連するパッケージが一緒に削除される場合があります。
7. パッケージの更新方法
ソフトウェアは定期的に更新することが大切です。
yum update
Updated:
bash.x86_64
このコマンドでは、システム内のすべてのパッケージを最新の状態に更新します。
セキュリティ対策としても重要な操作です。
8. yumの便利なオプションと使い方
yumには便利なオプションもあります。
-y自動で確認に答えるinfo詳細情報を表示
yum info httpd
Name : httpd
Version : 2.4
Summary : Apache HTTP Server
また、確認メッセージを省略して自動実行したい場合は以下のようにします。
yum install -y httpd
Installed:
httpd.x86_64
初心者のうちは確認ありで実行し、慣れてきたらオプションを使うのがおすすめです。