カテゴリ: Linuxコマンド集 更新日: 2026/03/10

find -lsオプションの使い方を完全解説!検索結果を詳細情報付きで確認しよう

find -lsオプション|検索結果を詳細情報付きで表示する
find -lsオプション|検索結果を詳細情報付きで表示する

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Linuxでファイルを検索するときに、もっと詳しい情報も一緒に見れたりしませんか?」

先生

「それなら、findコマンドの-lsオプションを使えば、検索結果と一緒にいろいろな情報を表示できますよ。」

生徒

「どんな情報が見られるんですか?」

先生

「ファイルのサイズや更新日時、パーミッションなどが一覧で見れるんです。実際に使い方を見てみましょう。」

1. findコマンドと-lsオプションとは?

1. findコマンドと-lsオプションとは?
1. findコマンドと-lsオプションとは?

findコマンドは、Linuxでファイルやディレクトリを検索するためのコマンドです。場所や名前、更新日時などの条件を指定して、目的のファイルを探すことができます。
その中でも-lsオプションは、「検索結果を詳細情報付きで表示する」ためのオプションです。

これは、ls -lコマンドのような表示を、検索結果に対して自動でつけてくれる機能です。

2. 実際にfind -lsを使ってみよう

2. 実際にfind -lsを使ってみよう
2. 実際にfind -lsを使ってみよう

まずは、自分のホームディレクトリ配下でfind -lsを使ってみましょう。これは、すべてのファイルとディレクトリを検索しながら、それぞれの詳細情報を表示するコマンドです。


find ~ -ls
  1310769      4 -rw-r--r--   1 user user     1123  9月 16 14:22 /home/user/example.txt
  1310770      8 drwxr-xr-x   2 user user     4096  9月 15 09:01 /home/user/testdir

上記のように、検索結果ごとにファイルのパーミッション(読み書きの権限)、所有者、ファイルサイズ(バイト)、更新日時、ファイル名などが表示されます。

3. 表示される情報の見方を解説

3. 表示される情報の見方を解説
3. 表示される情報の見方を解説

-lsオプションで表示される情報は、以下のような項目です。

  • ファイル番号(inode)
  • ブロック数(ディスク上で使用しているブロック数)
  • アクセス権(例:-rw-r--r--
  • リンク数(同じファイルを指す名前の数)
  • 所有者(ユーザー名)
  • グループ(所有グループ)
  • ファイルサイズ(バイト)
  • 更新日時(最終更新日と時刻)
  • ファイル名

これらの情報を一目で確認できるのが-lsの便利なところです。

4. 名前で検索しながら詳細も表示する例

4. 名前で検索しながら詳細も表示する例
4. 名前で検索しながら詳細も表示する例

たとえば、「名前にreportが含まれるファイルを探して詳細を表示したい」といった場合は、次のように書きます。


find ~/Documents -name "*report*" -ls
  1310772      8 -rw-r--r--   1 user user     2048  9月 10 10:30 /home/user/Documents/monthly_report.txt
  1310773      4 -rw-r--r--   1 user user     1500  9月  9 17:45 /home/user/Documents/daily_report.txt

-nameオプションと-lsを組み合わせることで、条件に合うファイルの詳細を一気に見ることができます。

5. -lsとls -lの違いとは?

5. -lsとls -lの違いとは?
5. -lsとls -lの違いとは?

ls -lは指定したディレクトリの中身を一覧表示しますが、サブディレクトリの中身までは表示しません。

一方、find -lsは、ディレクトリの中を深くまで調べながら、すべてのファイルに対して詳細を表示します。

つまり、find -lsは「ls -lとfindのいいとこ取り」のような使い方ができるというわけです。

6. 特定の種類のファイルだけ表示する

6. 特定の種類のファイルだけ表示する
6. 特定の種類のファイルだけ表示する

-typeオプションを組み合わせることで、ファイルの種類を指定して検索することができます。

たとえば、通常のファイル(regular file)のみを対象にするには、以下のように指定します。


find ~/Downloads -type f -ls
  1310780      4 -rw-r--r--   1 user user     3400  9月 12 12:01 /home/user/Downloads/info.txt
  1310781      8 -rw-r--r--   1 user user     7200  9月 12 12:15 /home/user/Downloads/image.jpg

逆に、ディレクトリのみを対象にしたい場合は-type dを使います。

7. 使い方の注意点と便利な活用方法

7. 使い方の注意点と便利な活用方法
7. 使い方の注意点と便利な活用方法

-lsは標準出力として情報を出すだけなので、ファイルを変更したり削除したりはしません。安心して使える確認コマンドとして活用できます。

また、情報をファイルとして保存したい場合は、次のようにリダイレクトで書き出せます。


find ~/Documents -name "*.txt" -ls > list.txt

このようにして、あとでゆっくり確認したり、別の作業で使ったりすることもできます。

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