カテゴリ: Linuxコマンド集 更新日: 2026/04/09

wc -lオプションの使い方を完全ガイド!初心者でもわかるLinuxで行数をカウントする方法

wc -lオプション|行数をカウントする方法
wc -lオプション|行数をカウントする方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Linuxでテキストファイルの行数を数えたいんですが、どうやって調べるんですか?」

先生

「そんなときはwcコマンドの-lオプションを使うと簡単ですよ。」

生徒

「行数って、文章が何行あるかってことですよね?パソコン初心者でも使えますか?」

先生

「もちろんです。黒い画面に命令を入力するだけなので、順番に見ていきましょう。」

1. wcコマンドとは?

1. wcコマンドとは?
1. wcコマンドとは?

wcコマンドは、Linuxでテキストデータの量を数えるための基本コマンドです。名前は「word count(ワードカウント)」の略で、文章の情報を数える役割があります。

数えられるのは「行数」「単語数」「文字数」などです。Windowsでいうと、メモ帳の「行番号」を確認するようなイメージに近いです。

Linuxではログファイルや設定ファイルなど、文字が並んだファイルを扱うことが多いため、wcはとてもよく使われます。

2. -lオプションの意味を知ろう

2. -lオプションの意味を知ろう
2. -lオプションの意味を知ろう

-lオプションは「line(ライン)」の頭文字で、行数だけを数えるための指定です。

行とは、Enterキーで区切られた1行のことです。文章が短くても、Enterで改行されていれば別の行として数えられます。

「このファイルは全部で何行あるのか?」を知りたいときに、wc -lが活躍します。

3. wc -lの基本的な使い方

3. wc -lの基本的な使い方
3. wc -lの基本的な使い方

一番基本的な使い方は、数えたいファイル名を指定する方法です。


wc -l sample.txt
15 sample.txt

この例では、sample.txtというファイルの行数が「15行」であることがわかります。数字のあとにファイル名が表示されるのが特徴です。

初心者の方は「数字=行数」と覚えておけば問題ありません。

4. 標準入力で行数をカウントする

4. 標準入力で行数をカウントする
4. 標準入力で行数をカウントする

Linuxでは、ファイル名を直接書かなくても、コマンドの結果を受け取って処理できます。これを「標準入力」と呼びます。

たとえば、catコマンドでファイル内容を表示し、それをwc -lに渡すことができます。


cat sample.txt | wc -l
15

「|(パイプ)」は、前の結果を次のコマンドに渡す記号です。難しく感じますが、「流しそうめん」のようにデータを流すイメージで大丈夫です。

5. 複数ファイルの行数をまとめて数える

5. 複数ファイルの行数をまとめて数える
5. 複数ファイルの行数をまとめて数える

wc -lは、複数のファイルを同時に指定することもできます。


wc -l file1.txt file2.txt
10 file1.txt
20 file2.txt
30 total

それぞれの行数と、最後に合計(total)が表示されます。複数のログファイルを確認したいときに便利です。

6. 行数だけを数字で表示したい場合

6. 行数だけを数字で表示したい場合
6. 行数だけを数字で表示したい場合

スクリプトや自動処理では、ファイル名を表示せず、数字だけ欲しい場合があります。


wc -l < sample.txt
15

「<」は入力リダイレクトと呼ばれ、ファイルの中身だけをコマンドに渡します。これにより、純粋な行数だけが表示されます。

7. wc -lがよく使われる場面

7. wc -lがよく使われる場面
7. wc -lがよく使われる場面

wc -lは、次のような場面でよく使われます。

  • CSVファイルのデータ件数を確認したいとき
  • ログファイルが何行あるか調べたいとき
  • コマンド結果が何件あるか知りたいとき

「量をざっくり把握する」ための道具として覚えておくと、とても役立ちます。

8. 似たコマンドとの違い

8. 似たコマンドとの違い
8. 似たコマンドとの違い

wcには-w(単語数)や-c(バイト数)といったオプションもあります。

その中でも-lは「行」に特化しているため、「件数」「行単位の数」を知りたい場合に最適です。

行という考え方は、Linux操作の基本になるので、ここでしっかり身につけておきましょう。

関連記事:
カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
テキスト・データ処理
wc -lオプションの使い方を完全ガイド!初心者でもわかるLinuxで行数をカウントする方法
New2
ファイル・ディレクトリ操作
find -okオプションとは?初心者向けに丁寧解説!Linuxで確認付きコマンド実行をマスターしよう
New3
ファイル・ディレクトリ操作
dirname --zeroオプション|出力をヌル文字で区切る方法
New4
ファイル検索とテキスト検索
findコマンドの使い方を完全ガイド!初心者でもわかるLinuxのファイル検索の基本
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
ファイル・ディレクトリ操作
findコマンドの使い方を完全ガイド!初心者でもわかるLinuxのファイル検索の基本
No.2
Java&Spring記事人気No2
ファイル・ディレクトリ操作
cd ~ の使い方を完全解説!ホームディレクトリへの移動方法と初心者向けLinuxコマンド入門
No.3
Java&Spring記事人気No3
テキスト・データ処理
catコマンドとは?Linuxでファイル内容を表示・連結する基本
No.4
Java&Spring記事人気No4
ファイル・ディレクトリ操作
cdコマンドとは?Linuxでディレクトリを移動する基本を初心者向けに解説